自分の強みをネットで生かす
宮崎で染め物をしている一福です。
今や、いくら良いものを作る工芸職人でも、ネットを使えなければ生き残れない時代になりました。一福も遅ればせながら勉強中です。WordPress経営塾の13期を終え、14期も参加することにしました。
第1回の継続組は吉村塾長の裏話!ネットで稼ぐことについて興味深い話がありました。
記事を増やして強い独自サイトを育てる
Googleに「このサイトはこれについてまとめてある」と認識させるために、目的が違う記事は別サイトに書く。というお話がありました。やり方は2つ。
- 最初から別サイト(子サイトでもよい)を作り、分けて書く。
- とりあえずいろいろ書いてみて、アクセスが伸びたものを中心に再構築する。
なにがヒットするかわからないので、まずは書いていく。
アクセス数が多いものは、インターネットで求められている記事。
記事を書くことによって、自分に知識が増え、ノウハウも増えるのがとても大事とのこと。その中で、誰にも負けないサイトが作られていくと熱弁がありました。
記事を書くときに大切なポイント
リード文が大事
13期の間もずっとおっしゃっていた「リード文が大事」を繰り返されました。
- リード文が9割。後の文章は説明。
ネットニュースの書き方を参考にするとよい。 - リード文には結果(答え)を入れる。結果が分かっていれば先の文章を読む。
- リード文の結果は雰囲気も含む。
チキン南蛮の記事のリード文に味は書いていない。「食べてみた結果…」が答え。
リード文はいつも悩むところなので、先に読み進んでもらえるように興味を持ってもらえるリード文を書きたいと思いました。
タイトルで引き付ける
リード文とともに大切なのがタイトルです。日々苦戦していますが、吉村塾長は「タイトルが面白くなければ記事を読まない」とバッサリ。精進します。
- NGタイトル…「○○だった!」「○○でした!」のように伏字を入れる。
読者は記事の内容を端的に知りたい。 - OKタイトル…「体験しました!」などの体験談はオンリーワンの記事になるので強い。
記事のパターンを持つ
塾長からは「記事を書くパターンを持っておくといい」というお話、東郷さんからは「自分なりのテンプレートを持っておけば記事書きが早くなる」というお話がありました。
以前、下請けwebライターをやっているときには、必ず記事のテンプレートがありました。タイトルのあとには画像、一段落は200字程度…などです。
今、自由に記事を書きながら、少しそのテンプレートも頭に置いています。意識をして自分のテンプレートを作りたいと思います。
ネットで収益を上げるための記事のポイント
SNSをうまく活用するというのは13期の講座でも習いましたが、現在、検索としても使用されるのがツイッター。ツイッターを記事の最後に貼るなどして読者を増やす。という提案がありました。
フェイスブックでもよいが、ツイッターのほうが幅広い人が見ているとのこと。
フェイスブックとツイッターは記事のリンクが張りやすいので、どんどん活用していきたいと思います。
ネットの向こうの人と繋がるストーリーを考える
「自分だけのもの」があれば、ネットでの収益はたやすい。それを発信していけばよい。というのを13期の最後に吉村塾長から聞きました。今回はもう少し具体的に、ネットの向こうの人と繋がって買ってもらうまでのストーリーをつくるのが大事と教えてくださいました。
- 誰が、何のために買うかを考える。
どんな人がなぜ必要とするのか。 - 1の人たちが、商品にたどり着くまでのキーワードを考える。
何に困っているのか、何を欲しているのか - その人たちに向かって、サイトを構築する。
これらは、「自分の作ったものをどうやって売ればいいか」という着物バック作家の川畑さんと吉村塾長のやり取りです。私も着物ユーザーなので、つい「リュックを作ってください。着物のときに使えるリュック」と言うと、そこから盛り上がりました。
使い手が何を欲しているのかを知るのは、とても大切だな~と改めて思いました。
普段着着物に合うリュックって、本当にないんです。
…自分で布を染めて作ってもらうのもありかしら?
ランディングページを作る
まだ私ができないのがランディングページ。でも、そのランディングページはとても大切だとのお話がありました。
- 商品を売りたいからと、その商品を記事の中にペタペタ貼るのはNG。読み手がひいてしまう。そのためにランディングページを作るのが大事。
- ランディングページはお客様と繋がるストーリーを入れ込む。
- ラインビジネスをお問い合わせにするとよい
じっくり作り上げて、固定ページにするのがランディングページだそうです。考えながら作っていきたいと思います。
ネットで欲しがられる×自分の得意なこと=収益
吉村塾長の話に形を変えてたびたび出てくるのが、「相手を考える」。「たった一人の人に伝わるように記事を書く」、「ネットの向こう側の人を考えて、自分のサイトに繋げる」のどちらも、独りよがりではできません。広い視野と知識が必要なのだなと思いました。
自分の得意分野で知識を増やし、ネット上で”今欲しがられているもの”に合わせてビジネスを行えば、負けることはないとか。だから、「まだ何もやっていないのが強い」ともおっしゃられていました。
すべては記事書きから。少しずつ前に進んでいきます。